2025.05.14 令和7年 清酒鑑評会

先日の杜氏研究会での実践を踏まえ、いざ本番です!会場は先日の杜氏研究会と同じ静岡県沼津工業技術支援センターです。お酒は、温度や管理方法に差が出ないようにするため、全て前日のうちに会場に搬入され、グルコース濃度検査を済ませ附番したのち、同じ冷蔵庫で保管されていました。本数は多いのですが、先日の実践のおかげでキビキビと迷いなく作業は進んでいきます。

審査は吟醸酒の部・純米吟醸酒の部に分かれ、各々3審までを予定しています。

今年は吟醸酒が9場18点、純米吟醸酒が19場33点出品されました。33点あると1人あたりトレイは4つにもなります。

審査が終わる度に、すべてのお酒の暗番がシャッフルされ、変更されます。スタッフも間違いがあってはいけないので、慎重に、でも素早く作業していきます。この暗番シャッフルですが、審査票を「フラワーシャワー」のように2.3回、頭上に放り投げシャッフルしています(他県がどのようにされているかは存じませんが…)。この方法、かなりいい感じに混ざります(笑)。

昨年は2審で終了ということもあったのですが、今年は3審で吟醸酒が4蔵、純米吟醸酒で3蔵のお酒となりました。

今年の審査の結果はコチラ→

 

もはや、職人技のような勢いで手際よく作業するサポートの皆さんのおかげで審査は14時頃に終了し、外部審査員のお話をいただいて終了となりました。

この審査に出品されたお酒を6/2のきき酒会で、一般の方も試飲することができます!

なかなかこれだけのお酒を試す機会はありません。平日ではありますが、ご都合つく方はぜひご参加ください。 詳しくはコチラ→