今日は静岡県杜氏研究会主催の、新酒に対する評価を伺う会です。来週の鑑評会に向けての実践練習も兼ねています。会場は静岡県沼津工業支援センターです。各蔵からのお酒が持ち寄られます。まずは、裏方ミーティングから。昨年の記憶を辿りながら進めていきます。別の部屋では、グルコース検査の方法についてレクチャーを受け、作業しています。グルコース検査については、蔵元に所属しない人が行うとのことで、組合および国税局の方々が作業をします。
低グルコース(暗番1~)と高グルコース(暗番51~)に分けたお酒を委嘱された審査員がきき酒していきます。
そして「裏きき酒会」も開催されます。熱心にメモを取ったり、蔵人同士でこそわかる話もあり、お互い意見交換や情報収集をされてました。
本日の審査員の意見を書かれた用紙は各蔵に持ち帰られ、来週本番を迎える清酒鑑評会の対策が取られます。スタッフも、準備についてのご意見などを参考に本番に向けて対策を講じます。