2024.03.06 杜氏研究会・GI審査会

本日は、来週の鑑評会に向けて直前の杜氏研究会です。昨年度より、事前にグルコース値をはかり、低グルコース(甘くない)と高グルコース(甘い)に仕分けします。

グルコース値をはかり仕分け
グルコース値をはかり仕分け

1番~ と51番~ の2つに分類したお酒を低グルコースから審査していきます。

審査中
GI審査
GI登録

また、本日は別室でGI審査が開催されます。

各蔵GI登録を希望するお酒を持ち込みます。GIの登録はタンク毎に行われるので、一つの蔵から何種類かのお酒が提出されます。申請したタンク内のお酒に対してGIの認可が下りるため、そのタンクが空になった場合、また新しいお酒を審査に提出しなくてはなりません。そのため、GIの審査会は年に数回を予定しています。

 さて、その審査ですが、味などについていくつかの項目のチェックポイントがあり、審査員のチェックで合否が決定されます。味について合格しても、次にアルコール度などの数値チェックもあり、それらのすべてに合格したお酒だけがGIマークのシールを貼ることができます。

今回のGI審査では、プラカップではなくアンバーグラスにスポイトの昔ながらのスタイルでの審査となりました。GIの審査結果はまた後日の発表となります。

アンバーグラス

盛りだくさんの一日でしたが、最後に講評をいただき終了です。今回、いただいた講評を元にさらに磨きをかけたお酒でいよいよ来週、鑑評会が行われます。