富士正酒造 朝霧高原の新しい醸造蔵で初造り。

富士宮市の富士正酒造では2011の造りから、

新築なったばかりの「あさぎり蔵」での仕込みが開始されます。

新しい蔵の場所は、「朝霧高原道の駅」に隣接する「あさぎりフードパーク」内。

標高約1000メートル、靜岡県内ではもっとも高地での酒造りとなります。

酒造りにとって大切な水は、深さ200メートルから汲み上げた富士山の伏流水。

『柔らかな良い水が出ました』と、蔵元である佐野社長からお聞きしました。

 

 冨士正酒造 あさぎり蔵

 

甑(こしき)から吹き上げる乾燥蒸気が屋根から立ち昇る中、朝日が指し始めます。

この蒸気を見ると、「ああ、いよいよ造りの季節だなぁ」と毎年感じます。

蔵の脇のシルエットは、そう富士山です!

元の富士宮市上野の蔵も富士山をバックにしていましたが、さすがに朝霧高原、

富士山が間近に見えますね。

 

 

 

八重樫杜氏(南部)は、2010年の造りから富士正酒造の杜氏を務めています。

杜氏としての初年度にも関わらず、静岡県新酒鑑評会の純米の部で入賞を果たしています。

今年、富士正酒造の杜氏として2年目ではありますが、全く新しい環境、新築の蔵、麹室と、

条件は昨年よりもはるかに厳しいかもしれません。

実際、『新しい環境で、分からないことばかり』と教えてくれましたし、

麹室の管理を含め、麹造りにはかなり神経を使っている様子でした。

 

 

 

富士正酒造は八重樫杜氏を筆頭に、若い蔵人が多い。全く新しい不慣れな環境で、

酒造りという生き物を相手にする作業ですから、予測もつかないことも多々起こり得ます。

八重樫杜氏は、

『難しいけど、とにかくやるしかない。やりながら良い方向へ持っていく』と語ってくれました。

 

新しい藏で若き杜氏、蔵人たちが醸す、新しい富士正酒造の酒。

春の新酒を、心から楽しみにしています!

 


Date:2011.12.02 15:05 | Category:酒造りの風景

このブログについて

静岡県農林技術研究所の三ヶ野ほ場(磐田市)で生まれた、

靜岡県初のオリジナル酒造好適米(酒米)である誉富士(ほまれふじ)。

 

このブログでは、誉富士の育種・栽培や、誉富士でお酒を醸す酒造会社とその製品、

そして、誉富士のお酒を買える店、飲める店などの情報を発信する予定です。

 

靜岡県酒造組合、誉富士推進協議会のご協力を得ながら、

靜岡県初の酒造好適米「誉富士」に関する情報を充実させて行く予定です。

 


Date:2011.12.02 11:52 | Category:このブログについて

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