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しずおか酒造りの風景
日本国内の日本酒(清酒)生産量のうち、静岡県産酒の割合は僅か1%に過ぎません。突出して大きな酒蔵もない代わり、どの酒造会社も少量ずつの丁寧な造りを心がけ、それぞれが特色のある酒を醸しています。
静岡県の酒造会社は、全国に先駆けて米の高精白化や、冷蔵設備、最新の酒造設備の導入に取り組むなど、酒質の向上に努めてきました。それは酒造りを自動化するためでも、大量生産するためでもなく、ただ“高品質な酒を造る”その思いから導入されたものです。ですから、今でもその仕事のほとんどは手作業であり、蔵元の想い、杜氏、蔵人たちの技術・経験・感性がそのまま酒に映りこみます。
一挙に全ての酒造会社を紹介することはできませんが、少しずつ県内酒蔵の酒造りの様子をご紹介させていただきます。静岡の酒造りの風景が、酒の味わいを更に高めてくれることを祈って。
初亀醸造 仕込みの風景(2008年1月8日〜9日)