静岡の地酒「静岡県酒造組合」 富士山、天城山地、南アルプスの名水で醸す静岡の地酒を蔵元情報と共にご紹介。日本酒の良さ、日本酒文化を多くの方に伝えたい。
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静岡県の酒蔵会社と蔵元の紹介

しずおか酒造りの風景


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インターナショナル・サケ・チャレンジ
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第11回 静岡県地酒まつりin東京
2008年イベントレポート

第22回 静岡県地酒まつりin静岡
2009年イベントレポート

日本酒で乾杯推進会議
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浜松酒造株式会社(2)

新しい浜松酒造らしい酒造りを目指して。



▲勢いよく乾燥蒸気を噴き上げる甑。浜松酒造では酒造りの時期によって大小2つの甑を使い分けている。

──他の蔵元さんからもお聞きしますが、基本に手を抜かない、疲れていてももうひと手間、それが一番大事だっておっしゃいます。

 そうですか。でも、そうだと思います。

──静岡県内で唯一の女性杜氏として、どんなお酒を目指されていますか?

 それも浅沼さんから教わった、静岡型の飲み飽きしない辛口のお酒をイメージして来ました。いえ、女性だって辛口のお酒の方が好きっていう人は多いでしょう?スッキリと飲みやすく、食事の邪魔をしない綺麗な円いお酒。そこに女性らしさっていうことを、どう表現すればいいか、まだ十分な答えは見つかっていないように思います。

──いえ、そのお考えだけで十分女性らしいお酒だと思います。以前、作業の様子を拝見して、率先して作業を行う皆さんの雰囲気がとってもいいと思いました。これも、増井杜氏の女性らしい細やかさの表れではないですか?

 少ない人数でお酒を造っていますので、それぞれに決められた作業と、みんなで取り組む作業を連続して効率よく行う必要があります。なので、みんなで行う作業は手分、分担して出来るだけスムーズに終えるようにしています。そして、個々に決められた作業も責任を持って行えるよう、十分に意見交換しながら進めるようにしています。



▲平成蔵3.階、麹室での作業風景。全ての作業が手分けされ、流れるようにスムーズに進められていく。

──醸造タンクでの作業も、フラットな足場が組まれ、作業基準も安全を意識したものになっていました。

 安全に作業を行うのは絶対条件ですから。あっ、そうそう、櫂入れですが、越後流と南部流の違いが分かりました?櫂を押しこむ力が強いのが南部流の蔵人で、櫂を引く力が強い方が越後流の蔵人です。もともと浜松酒造の蔵人は南部流ですが、静岡平喜酒造からの応援は越後流なのです。細かな部分ですが、こんなところにも両者の違いがあって、すごく興味深いのですよ。

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