静岡の地酒「静岡県酒造組合」 富士山、天城山地、南アルプスの名水で醸す静岡の地酒を蔵元情報と共にご紹介。日本酒の良さ、日本酒文化を多くの方に伝えたい。
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静岡県の酒蔵会社と蔵元の紹介

しずおか酒造りの風景


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インターナショナル・サケ・チャレンジ
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日本酒で乾杯推進会議
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株式会社神沢川酒造場(3)

軽く、円く、綺麗で飲み飽きしない酒。
料理とのマッチングだけを考えるのでなく、自分スタイルを大切に楽しみたい。



▲上:客殿として利用されている旧母屋。下:蔵のすぐ脇を流れる、社名の由来ともなった神沢川。写真左に見える白い橋が旧東街道。

──このあたりは桜エビやシラスなど海の幸に恵まれていますが、食中酒としての「正雪」を考えた時、料理とのマッチングはどのように思われますか?

 よく何を食べる時は何の酒・・・とかいうでしょう。でも、あれは、あくまでも実験データ上の結果であって、あてにならないと思っています。酒は嗜好品ですから、自分が合うと思うスタイルや好みで選んでいただければいいのではないでしょうか。
 ここ由比は確かに桜エビなどの海の幸が有名ですが、それを強く意識して酒を造るということはありません。食中酒としてこの料理やこの素材に合う、合わないっていうのは、あくまで人それぞれの好みで選んでいただければと思います。

──確かに食中酒としての静岡地酒が注目されていますが、それでは、神沢川酒造としての酒造りについての信条を教えてください。

 「飲み飽きせず、盃のすすむ酒」というのが、昨年亡くなった先代の目標でした。18BY(H18.7〜H19.6)に醸造されたものもこれを基本にしました。今まで通り蒸米は和釜、麹は中箱の手作り。そして最後の一滴までお楽しみいただけるよう生酒を瓶に詰めて、瓶の状態で加熱(火入れ)しています。そして瓶のまま急速に冷ましてから冷蔵保存という商品を増やしています。本年度からは、普通純米以上の商品はすべて、この手法を採用します。昔ながらの手順を継承し、手間を惜しまず、今年の10月から始まる新酒の造りも、この姿勢を守り続けていきます。

──社長としての2回目の仕込みですが、目指す酒は。

 上品で華やかな香りと、綺麗で円い味わいが調和した酒ですね。大胆なインパクトで押すようなものでなく、多くの酸で雑身をごまかさない酒。そんな酒を目指しています。

──ありがとうございました。

(取材日:2007年9月7日)