
▲「萩錦」を手に専務の萩原吉隆さん。新商品の開発にも積極的に取り組む。
住所/静岡市駿河区西脇381
TEL. 054-285-2371
銘柄酒/「萩錦」
≫所在地
にぎやかな大浜街道から道を一本入ったところに萩錦酒造はある。静かな住宅地。蔵に近づいていくと、井戸からドドーッと吹き出てくる水音。涼やかな風と連動して流れる清らかな水の輝きは、この蔵の酒の旨さを語っている。
何よりもオールドファンを大切にしながら、アンテナを高くして地酒の将来を見据えている、そんな専務の萩原吉隆さんにお話を聞いた。
地域密着で、地元で愛される酒を造り続けたい。

▲密閉型タンクが所狭しと並ぶ仕込み蔵。夏でもひんやりと涼しい。
──外の井戸に水が勢いよくドッと吹き出ていたのですが、仕込み水はこの水を使われているのですか?
庭のパイプから出ている水のことですね。近所の方も自由に汲みに来ますよ。ここは全国で清流第一位と賞された安倍川の恵みがありますから。もちろん、仕込み水としても使用しています。
この水は、安倍川の地下水脈から汲み上げた軟水系ですね。舌触りは柔らかい感じで、そのままそれが酒に反映されています。水の性質を生かした柔らかい味というのでしょうか・・・。
──あまりすごい勢いなので、ちょっともったいない感じがします(笑)。
では、お米はどちらのものをお使いなのですか?
兵庫県の山田錦、長野県の美山錦、滋賀県の日本晴、等々を使い造っています。また、去年から静岡県産酒造好適米の誉富士を使った酒造りにも取り組んでいます。静岡オリジナルの米と安倍川の水、地域に密着した酒を提供していきたいですね。



